事例1|店舗とECの販売・在庫情報を一か所に集める
KSプランニングでは、店舗のPOSと本社の販売管理が連動せず、ECの在庫情報も別管理だった。販売管理システムとスマレジ、ECなどを連携し、売上と在庫を自動で集約する仕組みを構築した。導入記事では、本社から店舗ごとの売れ行きや在庫を確認でき、売れ筋商品の在庫を増やす対応がしやすくなったと紹介されている。閉店後の集計・報告の負担も軽減したという。
アトツギ経営者の方も、店舗とECで同じ商品の在庫を別々に確認している箇所を洗い出し、日々の販売情報を共有する流れを見直してはどうか。
出典:KSプランニング/ 各種システムをシームレスに連携させてオムニチャネル化や O2O の環境を整備し、業務負担の軽減と顧客サービスの拡充を図る
https://www.otsuka-shokai.co.jp/products/lp/multiple-locations/dx/case/case-13/
事例2|複数の販売先と倉庫の在庫を見えるようにする
陶秀では、紙やFAXを使う管理が残るなか、ECや実店舗など販売先が広がり、在庫を共有する仕組みが必要になっていた。ロジクラとShopifyを連携し、複数倉庫の在庫を確認できるようにした。提供企業の事例では、離れた場所でも在庫情報を見られるようになり、在庫管理や入出庫にかかる工数が50%減ったと報告されている。
アトツギ経営者の方は、販売先が増えるたびに確認先も増えていないか確かめ、どこに何があるかを同じ情報で把握する運用を検討してはいかがだろうか。
出典:陶秀/ Shopify 連携の活用で EC ・卸・実店舗の複数販売チャネルの在庫を統合管理。リモート環境下で在庫情報を誰でも見える化。
https://logikura.jp/case/altoyo/
事例3|在庫数と置き場所を、担当者を越えて共有する
アキヤマでは、アパレルの店舗とECを運営するなか、商品の置き場所が分かりにくく、システム上の数と実在庫のずれによる欠品も起きていた。ロジクラをネクストエンジンやスマレジと連携し、保管場所と在庫を共有。提供企業の取材では、商品を探す時間が最大30分から約5分に短縮し、月10件以上あった欠品が5件未満になったと報告されている。
アトツギ経営者の方も、在庫数の共有に加えて保管場所の記録を整え、新しく入った人でも商品を見つけられるか確かめてはいかがだろうか。
出典:アキヤマ/ ピッキング時間を最大 30 分から 5 分へ。ネクストエンジン・スマレジ連携で実現した「在庫の見える化」と「属人化脱却」の全貌
https://logikura.jp/case/akiyama/
まとめ
3社が変えたのは、在庫確認のたびに人へ聞く仕事を、関係者が同じ記録を確かめる仕事へ近づけたことだ。数だけでなく、販売による変化や商品の置き場所まで共有することで、担当者が変わっても状況を追いやすくなる。AIで在庫や販売の判断をどう変えられるか考えるアトツギ経営者の方は、まず現場がどの数字を正しい在庫として使っているか確認してはいかがだろうか。店舗、EC、倉庫の間で情報が途切れる場所を見つけ、日々の入出庫を同じ記録へ反映するところから見直せる。




