検品と棚番管理を仕組みに移す

株式会社エクシードでは、2人1組の目視検品が負担となり、Excelと記憶に依存した管理や手書きの棚番を特定担当者しか扱えないことが課題だった。WMSでバーコード検品、在庫・ロケーション・ロット管理を行った。導入記事では、1人で検品でき、パートへ業務を移して社員が管理に集中できるようになったと報告されている。

アトツギ経営者が現場の担当を増やすなら、商品の置き場所と確認手順を、ベテランへの質問なしに追えるかを確かめたい。棚番と検品のルールを共有し、新人に任せる範囲と人の確認を残す工程を決めてはどうか。

出典:株式会社エクシード/ アナログとデジタルの違いを実感。ロジザード ZERO の導入でできることの範囲、案件の幅が広がりました。

https://www.logizard-zero.com/cases/exceed-co.html

自作ツールの保守に依存しない運用へ変える

株式会社S-PALでは、ExcelやAccessによるツールの保守・作り直しが発生し、通販物流に対応できるWMSが必要だった。ロジザードのWMS、バーコード検品、RFIDを利用し、荷主とのデータ形式も調整した。記事では、Accessの知識がなくても運用でき、誤出荷はほぼゼロになったと報告されている。

アトツギ経営者は、日々の出荷だけでなく、管理ツールを誰が直せるかまで引き継ぎ項目に含めたい。作成者の退職や担当交代に備え、標準サービスへ移す範囲と維持すべき独自の手順を比較してはいかがだろうか。

出典:株式会社S-PAL/ 導入から 10 年。サポート対応から真剣さ・真面目さ・誠実さを感じています。

https://www.logizard-zero.com/cases/s-pal.html

荷主が直接在庫を確認できるようにする

株式会社三鷹倉庫では、在庫照会は電話、予定はメールと連絡が頻発し、新たな荷主に対応する準備にも時間がかかっていた。クラウドWMSを5拠点で共通利用し、一部荷主の生産管理システムとも連携した。記事では、荷主が直接在庫を見られるようになり、従来の在庫報告が不要になったほか、共通システムで教育時間も減ったと報告されている。

アトツギ経営者が荷主対応を見直す際には、在庫を誰に、どこまで見せるかを決めたい。荷主自身が確認する情報と倉庫側が個別に説明する情報を分け、まず一つの照会業務から共有の方法を見直してはどうか。

出典:株式会社三鷹倉庫/ 稼働までが速く、柔軟性がある WMS 。生産管理システムとの連携で「商社デリバリーセンター機能」を強化。

https://www.logizard-zero.com/cases/mitaka-soko.html

まとめ

3事例に共通するのは、在庫の数字を電子化するだけでなく、確認できる人と任せられる仕事を増やしている点だ。棚の場所を知る人、ツールを直す人、荷主に答える人への依存は、それぞれ違う形で引き継ぎを難しくする。AI・デジタル活用を考えるアトツギ経営者の方は、担当者が不在だと止まる仕事から確認してほしい。倉庫の情報を共有する仕組みと、その場で記録する運用をセットで見直し、自社で小さく試す判断につなげてはどうか。

AIシャイン。「どこに、何が、何個ある?」
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